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今回の高3世界史の中間試験は、ヨーロッパの宗教改革・絶対主義の時代・植民地活動・西アジアのイスラム世界・中国(明・清)。14~18世紀の世界全体(400年分)が範囲でした。
ピンと来ない方も多いかと思いますが、範囲が非常に広く、利害関係が絡み始める複雑な時代ということです。1週に 6時間授業があるので、仕方がありません。
さて、この広範囲で、情報量も多い試験に生徒の皆さんはどのように対処したのでしょうか?
絶対主義の時代は、登場人物も戦争も多く、関係も複雑なのでマインドマップでの整理を勧めていました。
その結果、絶対主義の問題において
【 A グループ】 マインドマップを描いた生徒の得点率 86%
【 B グループ】 描かなかった生徒の得点率 56% でした。
もちろん、マインドマップを描いてきた生徒達は、世界史が得意、もしくは好きな生徒が多いので、試験も高得点の生徒が多いのでしょう。そこで、マインドマップを使わなかった部分の得点率も比較してみました。
西アジア~中国の問題 【 Aグループ 】 79%
【 Bグループ 】 65%
【Aグループ】の方が得点率がよいのは変わりませんが、【Bグループ】との差は14%。絶対主義の問題では、30%もの開きがあります。
ちなみに、絶対主義の問題は、ある人物(9人)がある戦争(9つ)について語る文章が、時代順ではなく並んでいるため、かなり難しい問題と言えると思います。本来ならば、正答率が下がるはずなのに、【Aグループ】の生徒の正答率が高いのは、生徒の得手不得手以上に、マインドマップの効果があったと言えるかもしれません。
数年前に同じ構成で問題を出したことがありますが、当時、すべての人物名と戦争名を正解できた生徒は 1人だけでした。今回は 6人です。
マインドマップを描くのに要した時間は、5~9時間とのこと。描く前のまとめの時間を入れると、相当の時間をかけていると思います。
時間をかけ過ぎのように思えるかもしれませんが、その分、情報が繰り返し脳に刺激を与え、知識の定着率もよいと言えるのではないでしょうか。
問題集を解きひたすら記憶する勉強法よりも、自分の頭と手を使って描く。その楽しみながらの学習に効果が現われているように思われます。
*マインドマップについては、マインドマップで考え方を広げる生徒総会をご覧下さい。