4月23日(水)、全校生徒で世界同時開催の国際理解教育「世界一大きな授業」に参加しました。日本時間で13:00。お昼休みを短縮して授業がスタートしました。この瞬間に世界中で同じ教材で授業を受けている子供たちがたくさんいることを思いながら、教室のテレビを通して流れるネパールの子供たちの話を見ました。
ほんの10分ほどの短い番組でしたが、紙や鉛筆も買えない貧しい生活の中で仕事や家事をしなくてはならないため、学校に通うことができない12歳の女の子バグバティちゃんの生活に、生徒たちは自分たちの生活と重ねながら、真剣に見ていました。




「私たちは学校に通えるし、すごく裕福に生まれたので、わがままなど言ってはいけないと思いました。ネパールの女の子は15歳までに結婚するというのは、早いなと思いました。私は学校に通っているので、実感するのは難しいけれど、もしも学校に行けなかったら悲しいと思います。私は勉強がつまらないと思ったことがありました。けれど、たくさんの子供たちが学校に通えないと聞いて、私は通えるのだからがんばらなくちゃと思いました。ありがとうございました。私は今まで募金活動などをやってきましたが、これからもたくさん集まるように募金していきます。」(中1)
「私たち日本の子供は、ごくふつうに学校に通っています。でも世界には貧しくて学校に行けなかったり、仕事をしないといけないという子供たちがたくさんいるんだと、改めて思いました。そして日本のような国がもっとしっかりしないといけないのだと思いました。私たちは、あの子供たちのためにも、もっとしっかり勉強しないといけないと思いました。」(中2)
「小学校の高学年になると、紙や鉛筆などが買えないために学校に通うことができないということは、私にとって衝撃的でした。自分にはあたりまえのように、書く物も消す物もあるし、それらを入れる筆箱もあります。ネパールの女の子は15歳までには結婚するということですが、私は14歳なのに結婚もしていません。同じ地球上に生きていて、国が違うだけで、大きな差です。そういう子供たちにメッセージというのは、ためらいがありました。自分はぜいたくで幸せ者です。そんな私がコメントするのは悪い気がしました。でも私は伝えたいです。「がんばって」と。」(中3)
「自分は今まで、保育園、小学校、中学校と通ってきました。通うことができました。そして今この高校に通うことができています。でも私は、世界は広いから、日本だけしか見えていなかったのだと思いました。世界のことを本当に考えたことが実はないのだと気づきました。世界には自分の名前も書けなければ、読めない子どもや大人がたくさんいます。自分はこの国に生まれて、好きなことができて、幸せなんだと思いました。」(高1)
「私たちのようにあたりまえに学校に行っている子供は実は世界では少ないということがわかり、まだ、小さい女の子が遠くまで水を汲みに行ったり、家事をしたりと、同じ地球なのにこんなにも違うんだなあと思いました。どうしたら、みんな教育を受けることができるようになるのかな……。世の中にには勉強をすることができる子供もいます。でも、勉強するために学校に行きたいと強く思っている子供たちが、学校に行くことができないでいます。変な世の中だと思いますが、地球の人々が意識を変えれば、世の中も変わると思います。」(高2)
「私たちはあたりまえのように学校へ行き、なに不自由なく生活しています。その一方で、バグバティちゃんのように、ネパールには毎日遠くまで水を汲みに行ったり、苦労しながら家事や手伝いをして生活している子供たちがいました。今、私たちはとても恵まれた環境にいます。でもそれを自覚できていない人がたくさんいます。それはとても恥ずかしいことです。世界では、学校に通えない子供たちのために援助をしていく動きが始まっています。日本の援助によって、ひとりでも多くの子供たちが学校に行けるともっと幸せになれると思います。いつか世界中の人々がみんな学校に通うことができるようになり、幸せになることを望んでいます。」(高3)