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国際理解授業

キムさん

2012/01/18(水)

9月よりオーストラリアから留学生として通っているキムさんに自分の国と生活について話をしてもらいました。オーストラリアで入学するのが難しいセレクティブ校に通っているキムさんは勉強に遊びに、とても努力する素晴らしい学生です。体育の時間で練習したダンスでは素敵な側転を披露、友達と共同で作成したビデオにも思わず笑いが起こりました。

 キムさんの脳外科医になりたい、そしてそのために、日本の東京大学に入学したいというキムさんの夢に対して、

 「私の夢は考古学者になることです。お互いに頑張りましょう。」
 「私も大学はアメリカに行きたいからキムに負けないように頑張る!」などと、

自分たちの夢をお互いに頑張ろうとする気持ちが大きくなった生徒たちも多くいたようです

2012/01/18 国際理解授業 | 個別ページ

コンゴ共和国

2011/11/18(金)

 民族衣装を身にまとって、生徒に語りかける口調で講演をしてくださったコンゴ共和国出身のアンドレさん。学校へまでの通学路で猿やライオンなどの野生動物と遭遇する可能性があるので、絶対に一人では行き来させないことや、雨が降ると洪水の危険があるので学校が休みになることなどを聞き、生徒たちは日本とは大分違う状況にあることを感じてくれたようです。

「日本では、東京と横浜に境目がないけれど、コンゴ共和国では、町と町の間に森があることで境目があるということに興味を持ちました。」

「アフリカに高速道路が造られたら、そこに住んでいた人たちは大丈夫なのですか? 道路を作るのにもたくさんお金がかかりますが、アフリカ諸国がそれぞれ負担するのですか?」

 など、意見や質問も多く出され、生徒たちの関心の高さを感じました。

2011/11/18 国際理解授業 | 個別ページ

翠陵生アビーさん、お元気で!

2011/01/05(水)

4月から9ケ月間共に勉強してきた長期留学生のアビーさん。いよいよ帰国となりましたが、その前に自分の出身地である香港について話してくれました。日本語でとても上手に、言語・気候・学校・食べ物・中心街の建物などの項目を次から次へと発表してくれました。

・食文化も同じアジアでここまで違ってくるんだなと、面白く思った。
・香港はアジアの文化とイギリスの文化が混ざっていて不思議でした。
・何で英語ができるんだろう?って不思議に思っていたが、ほとんどの授業を英語でやると聞いて納得しました。
・合唱コンクールや文化祭などの行事がスタイルにとれわれず、自由だと思いました。
・日本も公用語に英語を入れるべきだと思います。

アビーさんの話す香港の学校生活の様子を聞いた翠陵生は、様々な意見を持ったようでした。

特に4月から高校2年生とずっといっしょに過ごしてきたアビーさんは、すっかり翠陵生活になじみ、まるで一緒に入学したかのようです。
数日後に控えた彼女の最終登校日は別れがたいものになることでしょう。

2011/01/05 国際理解授業 | 個別ページ

おにぎりを食べられる幸せ

2010/12/15(水)

アイセックジャパンのインターンシッププログラムで、ルワンダに7週間ほど滞在した現役大学生に来ていただき、ルワンダでの体験とその国の事情についてお話をしていただきました。
ルワンダ内戦に関与して、すでに英語の授業で、難民救済のために働いた緒方貞子さんを扱っていたので、生徒たちはそのイメージを強く持っての聴講となりました。

内戦後のルワンダはいまだに水や電気などのインフラが未発達で、そのためにシャワーを浴びるのに苦労した話や、レストランで冷蔵庫が機能しておらず、腐った肉を店に出そうとしている店主に対して、衛生員として腐った肉を捨てるように指導した話など、エピソードの一つひとつが非常にショッキングなものでした。

・学習環境が整えられているところで学ぶものよりも、現地で行ってみて手探りの方が学べるものがあると感じさせられました。
・自分で何かをやろうとして、日本の企業と交渉し「おにぎり教室」を開くという、行動力がすごいと思いました。
・日本がどれだけ発達しているか、涙が出るほど実感しました。

今回の話は、有名大学の学生の話ということもあり、生徒の学習意欲や職業観にも少なからず影響を与えたようです。

2010/12/15 国際理解授業 | 個別ページ

留学生を通して見えてくる世界

2010/12/09(木)

9月から翠陵高校に通っているレナータさんが、自分の国スロバキアについて話をしてくれました。
日本に来る前は日本語を勉強したことがないという彼女ですが、この3ケ月くらいの間に翠陵の友達も増え、日本語もだいぶ上達しました。時々英語を交えての発表でしたが、クラスメート:レナータさんの発表に全員が注目していました。
翠陵生も、レナータさんに出会うまでは「スロバキア」について知っていることはほとんどありませんでした。お互いがそれぞれを通して、互いの文化や国について興味を持つきっかけになるという、すばらしい留学経験になっています。

生徒たちのコメントです。
・日本について知られていなくても、アニメのことはわかるということから、日本のアニメは本当に有名なんだと思いました。
・スロバキアという国は、食や建物はヨーロッパらしいけど、テレビ番組はアメリカよりだと思いました。
・翠陵に留学してきてくれたレナータの出身国について、その国の文化や歴史がどういうものなのか、とても気になっていたので、今回の講演は私にとって喜ばしいものでした。

身近な留学生を通じての世界観・海外からの日本観。またひとつ積み重なりました。

2010/12/09 国際理解授業 | 個別ページ

マレーシアでのあたりまえ

2010/11/25(木)

今回の国際理解授業では、JICAの青年海外協力隊としてマレーシアに2年間滞在した隊員の方をお招きして講演をしていただきました。
現地の方々との交流で感じたマレーシア人の人柄や生活習慣・食習慣などが話題の中心。
もちろん生徒の関心もそこへ。

・いつもせかせかしている私たち日本人は、見習うべきではないかと思った。
・20、30分も電車が遅れてきたら迷惑じゃないかと思います。ただこれが彼らにとって普通のことで、そういうマイペースなところがマレー系の人たちの生活のいいところかもしれないと思いました。
・ハラルマークやKIBLATの矢印など、イスラム教はマレーシアの生活にすごい影響を与えているのだと思いました。

日本人である自分たちとの比較を通して見えてきた、自分たちとは違う考え方や生活。生徒たちの世界観がまた1つ広がりました。

2010/11/25 国際理解授業 | 個別ページ

世界への窓~セネガルからのお客さま~

2010/10/25(月)

今回の国際理解授業はセネガルからのゲストをお迎えして行いました。
事前に下調べをしてきた生徒たちですが、実際に聞く話に興味津々。Photo
そんな生徒たちに、
・なぜアフリカでは戦争が多いのか。
・一夫多妻制
・家族の絆
・教育支援の実情
など、多岐にわたって、セネガルの今と文化を教えていただきました。
Photo_2 最後は民族衣装の試着体験をさせてもらいました。実際に着てみて、意外に(?)似合っている姿にご満悦の様子。

生徒たちの感想です。
・世界にはまともに勉強できない子達がたくさんいて、勉強できることは幸せなんだなと思いました。
・セネガルの家族や民族全体の愛を感じました。
・子供が家の手伝いをするのが当たり前というのがすごいと思うし、今までの自分を反省しました。

セネガルについて触れることができた貴重な機会。
生徒たちの世界への窓が、また一つ広がったことを嬉しく思います。

2010/10/25 国際理解授業 | 個別ページ

まずは知ることから

2010/06/07(月)

高2の国際理解授業。今回はNGO団体「ピース・ウィンズ・ジャパン(PWJ)」で職員をされている方にお話を伺いました。
内容は、4月に英語の教科書で読んだばかりのアフガニスタンについてその現状と支援の状況について。
国際支援ボランティア活動に興味を持っている生徒が、例年になく多い今年の高校2年生。
教科書で学んだことが、実感として浸透する「リンク授業」によって、大いに刺激を受けました。

授業後に書いた、講演者へのお手紙の一部です。

「これから先、そういうボランティア活動があったら参加してみたいと思います。」
「今回のお話を聞くことができて(ボランティア活動をしたいという)夢を叶えたいという思いも確実に強まりました。」
「同じ地球上に住んでいるのにも関わらず、日本に住んでいる私たちと全く違った環境で生活していることにも非常に驚きました。」
「(平均寿命の話で)まだ16歳なのに親がいないで一人で生きていくなんて絶対無理だと思いました。」

アフガニスタンとの違いを知り、普段の恵まれている日本の環境を再認識した生徒も多かったようです。

まずは知ることから。
そして、知識をどういかしていくか。
学習はまさに自分づくりです。

2010/06/07 国際理解授業 | 個別ページ

高校2年生 はじめてのお客様

2010/05/24(月)

1 タイからの留学生、チャンリット・シラさんに講演をしていただきました。
国旗にある3つの色の意味、季節などについての質問の後、タイの映画を実際の動画で見せてもらいました。
聴いている生徒たちも興味津々。
「過疎部・農村部はどうなっているんですか?」
「タイの人たちは日本のお米を食べるんですか?」といった質問が次から次へと出てきました。

今年の高校2年生にとっては、初めての国際理解授業へのお客様。
好奇心いっぱいの積極的な姿勢に、今年一年で出会うたくさんの国のお話をどれだけ吸収していくのか、期待が膨らみます。

2010/05/24 国際理解授業 | 個別ページ

忘れないこと~本当の支援~

2010/02/19(金)

今日はハイチに地震後1週間で現地入りしたNGOピースウィンズジャパンの山本さんのお話をうかがいました。ハイチの被災者は370万人以上、そのうち家を失った方は110万人。横浜市民すべてが被災し、そのうちの約3分の1の家が倒壊したと想像するとその被害の凄さが分かります。5    

家を失った方のうち70万人がテント生活をしているとのこと。しかしテントとは名ばかりで、シーツやカーテンを棒に結び付けただけのもの。さらには、電気も水も止まり、生ゴミや排泄物の処理ができず異臭が立ち込める中での生活。4月から雨期に入る現地では伝染病の流行も心配されています。下水設備や家屋の復旧が急務です。

2_3  写真だけではなく生のビデオを見ながら、実際に被害を目の当たりにした山本さんの話を聞くことで、大変さがより実感できました。崩れ落ちた学校のビデオを見た後、

「学校に行けない子供たちの生活はどのようになっているか」と質問があがりました。
家も学校もない中、こどもたちはするべきことがなく家の人の手伝いをしているとのこと。職場も復旧していないため家族もまず生活ができるようにすることを考えているようです。
「現地の方々の雰囲気はどうか?」との問いには、
日中は復旧作業で頑張っているが、夜は真っ暗になるので不安な感じが広がる。それでも、音楽を流すなど元気づけることを試みているそうです。
「英語の授業で阪神淡路地震の時は、言葉が通じないことが支援活動を難航させたとあったが、今回は同じような問題が起こらなかったのか?」との質問もでました。
ハイチでは字を読めない人も多いので、情報源はラジオが一番有効だとのこと。
最後に3_2
「ハイチの人が今一番必要としているものは?」との問いに、
急がれるのは最低限の設備を整えることだが、西半球で一番貧しいと言われているハイチは、国際社会から取り残されているので、ハイチへの支援が今後も続くことが一番望まれると言うことでした。そして、それが一番大変なのだとも……。
しかし、こんな風に翠陵のこのクラスのみんなはハイチについて考えてくれている。このように世界の人たちがハイチのことを忘れずに見守ってくれれば、きっとハイチは元気になるだろうというメッセージを最後にいただきました。

支援とは何か、生きていく上で大切なものは何か。今世界の中で起きている大災害を前に、国際人としてのあり方を考えさせられる授業でした。

2010/02/19 国際理解授業 | 個別ページ

電気のない生活…想像できますか?

2010/02/15(月)

1 ハイチ大地震からちょうど一ヶ月となった2月12日。日本在住のハイチ人カリンさんをお招きして、話をうかがいました。
世界的な関心を集めているハイチの方から実際に話を聞ける、大変貴重な機会。まずはモーニング・ミニ・レッスンを利用して全校に放送されました。 
その後、国際理解の授業に参加してもらい、国の実情について説明していただきました。

事前にハイチについて調べていた生徒たち。
「電気が通る時間が4時間と聞いたが、実際はどうなの?」
「電気が使えないとしたら冷蔵庫や調理はどのようになっているの?」
と、調べてはみたものの、まったく想像できない電気のない生活についての質問がとびました。

実際電気は使えないとのこと。燃料としては、地震の前から炭が一般的で、人々は木を切って炭を作っているそうです。ところがドミニカ共和国とハイチは隣同士の国ですが、衛星写真を見てみるとドミニカが緑で、ハイチは茶色。一目で分かるほどの状況。森林伐採もハイチの抱える大きな問題となっているそうです。

2 また、
「地震の前からも子どもたちが裕福な家庭に引き取られていくとも聞いていたが、子どもの養子縁組の問題についてどう思うか?」という質問も。
「保護と称して国外に子どもを連れていくのはおかしい。貧しい子どもたちへの支援は、国内に施設を作るなどでもできるはずだ。子どもが国からいなくなるというのは、国の未来がなくなるということ。今もたくさんの子どもたちが国外に連れて行かれているが、ハイチ国内での支援をしてもらいたい。」と現状を憂慮していました。

さらに、カリンさんのお話の中では、もともとハイチの人たちは助けあって生きていく、諦めることなく前向きに生きていく(もう無理・だめという思考がないそうです)とありましたが、治安の悪さも地震前から問題になっていたと思いますが……との指摘も。
もともと自然条件(ハリケーン)の問題も含め生きていくのが大変な国。だからこそ助け合っていく風土が大切にされていたのに、そうではない人たちも増えてきてしまっていると、嘆いていました。3

しかし、大きな貧富の差が治安の悪さの原因でもあったハイチですが、今のこの大きな災害を前に、貧富差を越えて助け合う姿が見られているそうです。貧富も国籍も越えた本当の支援・貢献のあり方について深く考えさせられる一日でした。

2010/02/15 国際理解授業 | 個別ページ

カンボジアの地雷を学ぶ~開校記念講演、その後~

2009/11/21(土)

11月7日(土)の開校記念式典で池間哲郎氏が、「懸命に生きる人々~日本人こそ学んで欲しい」というタイトルで講演をしてくださいました。海外で国際ボランティア活動を積極的に推し進めている池間さんの講演は、現地での様子を子供たち・女性たちとのやり取りを交えた、とても印象に残る迫力のあるものでしたが、生徒たちの記憶の新しいうちにその中に出てきた内容を再度取り上げたいと考え、授業を行いました。

11月13日(金)の国際理解の授業で取り上げたテーマは「カンボジアの地雷」。
地雷の種類や実際の被害者の数・現地の貧困状況で事態が更に深刻になることを告げながら、生徒たちは徐々に世界で起こっている悲惨な地雷の状況をより深く理解してきた様子でした。
また、日本のPKO活動としての地雷撤去活動を、地雷探知機の写真を交えながら説明すると生徒たちの反応はさらに大きくなりました。
授業後に提出してもらった授業ノートによると、
「日本が、実際に困っている地域に貢献しているんだ。自分たちも今何かできることはないか」
と考えてくれた生徒たち。
「池間さんの講演で知ったことを更に知識として深められたようで大変有意義であった」
と書いてくれた生徒もいました。

やはり、記憶の新しいうちに同じようなトピックを学習することは、非常に大切なことだと改めて感じた瞬間でした。

2009/11/21 国際理解授業 | 個別ページ

私たちの学ぶ意味~アフガンの現状を知る~

2009/11/05(木)

2 今回の国際理解授業は、NGO団体ピースウィンズジャパンの日本人職員の方に、アフガニスタンの現実と私たちにできることについてお話していただきました。

アフガニスタンの位置・大きさ・人口などの説明の後、平均寿命が46歳ということ、3人に1人の大人が字を読めず生活に支障が出ているという現実を教えてもらいました。日本では当たり前のおじいちゃん・おばあちゃんの存在と100%の識字率ですが、世界では当たり前ではないことを生徒たちは実感しました。
また干ばつと内戦が、もとは羊飼いの美しい国だった姿を、現在のような不毛の地に変えてしまった現実。
そして、治安の悪化・若い世代の軍人からの社会復帰・行政の腐敗・インフラの再建・麻薬の密売など課題が山積する中で、こうしたらよいという絶対的な「答」がないまま、支援をしている実態を教えていただきました。

1 さらにこの国の女性は、ブルカという全身を覆い隠す青い布をまとわなければ外出できません。目の周りからだけわずかに外が見える仕組みになっているため、足元も見えず、男性と一緒でないと外出できないそうです。そもそも女性は、家庭の中で家事のみをするべきであり、髪の毛を夫以外の男性に見せてはいけないという習慣があります。
この考え方が女性の社会進出をも大きく制限しているという女性の現実に、生徒たちはショックを受けていました。

また、世界的に完全な悪役になっているタリバン。彼らも貧困という環境の中、自分の生活を少しでもよくしようと努力し続けてきた人たちでした。しかしほとんど変わらない現状に苛立ち、自分たちの苦しい生活は外部の人たちが自分たちの国に入ってきたからだという考えが生まれ、その中の過激派がテロなどに走っているという事実に、生徒は深く考えこんでしまいました。

さまざまな思いを持った生徒たちに、こんなメッセージをもらいました。
「普段の生活で食べ物を残さず、物を大切にすること。また、アフガニスタンなどの世界の現状に関心・興味を持ってインターネットやTVなどを見ること。政府の人たちにこうしてほしいと意見を発信すること。高校生のみなさんにもできることはいくらでもあります。事実を知り、意見を持つことを大切にしてください。」

私たちの学ぶ意味は、ここにもあります。

2009/11/05 国際理解授業 | 個別ページ

世界の現実~アフガンの現状を知る~

2009/10/30(金)

今日の国際理解の授業は、Peace Winds Japan(NGO)の山本理夏さんをお招きしてアフガニスタンの現状についてお話を伺いました。

お話の内容についてや、同じテーマを扱った現代社会・世界史とのコラボの様子は来週更新予定です。今日は、生徒の感想文を紹介します。

・アフガンニスタンの現状の問題がわかっただけではなく、今回は、それプラス自分たちが第一に何をすべきか?ということも学べてよかったです。
・日本人がどれだけ恵まれているのか、今日、改めて実感しました。産まれてきた世界が違うだけで、このような社会的な差が生じてしまい、日本人が簡単にできることでも手間と時間が常に欠かせないというのは悲しいことだと思います。そして、貧困を直さなければ、これからもこの現状が変わらず続くということは残酷な現実だと思いました。
・質問なのですが、私は将来山本さんのように貧しい人に支援する人になる仕事に興味があります。どのような進路でこういう仕事につけるようになりますか?
・タリバンのことをただの「暴力的な人々」だと思っていたので、山本さんの話を聞いてちょっと切なくなりました。
・凄く心が痛くなりました。世界の現実を一気に知らされた感じでした。もっと世界の現状を知りたくなりました。私も人のために役立つ仕事をしたいと将来は考えています。
・このような授業でお話が聞けて嬉しく思いました。自分の中でタリバンの人たちの印象が変わりました。もし山本さんの話しを聞かなければ悪い見方をしていたのだと思いました。やはり現地に行かなければ現地のことが分からなく、メディアの伝えることだけを信じてしまうことになってしまっています。私たち日本人はもっと世界について考え、伝えるべきだと思いました。
・私たちは募金活動をしているけれど、実際そのお金がどういう人たちを助けるのか、しっかり考えている人は少ないと思います。恵まれている日本人である私たちが知って、考えなきゃいけないんだと思いました。貧しい国々にどう関わっていくべきなのか、改めて考えたいと思います。
・アフガニスタンの問題がそんなに深刻なのだと思い知らされました。気がつかない振りをしている場合ではなくなってきているんだと分かりました。
・今、ちょうど世界史でイスラムのことを学んでいるので、今の状況がわかりためになりました。

生徒の受けた衝撃がそのまま伝わってくるような感想ばかりです。こういう経験の積み重ねが、生徒たちの未来への道を広げていきます。

2009/10/30 国際理解授業 | 個別ページ

コンゴと日本の関係は?

2009/10/17(土)

今回の国際理解の授業は、コンゴ民主共和国出身のウィリー=トコさんをお招きしました。

1_3先週、英語と世界史のコラボレーション授業で世界の難民の様子を学んだばかりの生徒たち。ルワンダの内戦と難民問題、そしてお隣の国コンゴの問題もかじったところですから、直接コンゴの方のお話が聞ける!と授業前から期待が高まります。

日本の6倍の広さのコンゴ。世界自然遺産に指定されている場所もあり、様々な動植物が豊かな国です。同時に鉱物資源が豊富な国でもあります。特にレアメタルであるコルタンは、日本に輸入され携帯やパソコンの半導体に使われています。ところが、そのコルタン争奪が原因で紛争がおこっている現実。「あなたの携帯も何人かが殺されてできたとも言えるのですよ」と聞いた生徒は衝撃を受けました。

コンゴについてのお話を一通り聞いた後、生徒から質問があがりました。 2_3
「コンゴ民主共和国とコンゴ共和国はどう違うのですか?」
「宗教の対立はあるのですか?」
「学校に通える人はどれくらいですか?」
「男女差別はありますか?」

一つひとつに丁寧に答えていただきましたが、中でも驚いたのは「なぜ日本に興味をもったのですか?」という質問への答えでした。
植民地政策により長い間ベルギーに支配されていたコンゴはキリスト教徒が9割とのこと。もちろんトコさんもキリスト教徒ですが、日本はキリスト教を信じていない国と知り、それでは皆地獄に落ちてしまうのじゃないか? と驚き不安になったそうです。そんな日本に興味を持ち、さらに日本に布教活動をしたいと思ったのが来日のきっかけとのこと。生徒たちはその価値観に驚きますが、トコさんの驚きも非常に大きかったようです。
「実際に日本にきてみてどうでしたか?」という質問には、今は皆地獄に落ちないことが分かり安心だとか(爆笑)。そこで今は宣教師ではなく日本とアフリカの関係について学んだり、アフリカへの理解を求める活動をしているとのことでした。

10 様々な質問に答えていただいた中で感じられたのは、コンゴ国内でも東側と西側では事情が大きく違うということ。なぜそのようなことが起こるのかその場では分からなかった生徒達ですが、この日の6時間目、現代社会の授業でさっそく行われたコラボレーション授業により、その時代背景を知りました。

英語、世界史、現代社会、そして国際理解の授業でアフリカの事情を学びましたが、なんと放課後に行われた英検の問題にコンゴの話がでてきて先生方も生徒たちもびっくり! きっと生徒はコンゴのことを忘れることはないはずです。

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2009/10/17 国際理解授業 | 個別ページ

モンゴルに、驚いた!!

2009/07/03(金)

専修大学からの留学生による今年度の最終講演は、10年間日本に住んでいるというモンゴル出身のガンバットさんをお迎えしました。生徒たちは、驚きの連続の一時間を過ごしました。1

最初の驚きは、一日の中の温度差です。たとえ7月とはいえ早朝は毛皮、9時過ぎくらいに長袖、昼には半袖というほど、寒暖の差が激しいとのこと。そのため、モンゴル人はどこへ出かけるにも荷物が多くなってしまうとか。また家の壁を80cmほどの厚さにすることで、寒暖の差に対応しているそうです。ただ湿度の低いモンゴルの-40℃の冬より、湿度のある日本の冬の方が寒いらしいです(!?)。

学校についての話も、生徒たちを驚かせてくれました。
小学校が4年、中学校が4年、高校が2年制。9月~6月の期間に勉強するそうですが、なんと試験は年に一回のみ! さらには、一年間の学習内容から何が出題されるかは知らされず、自分でくじを引いて、その場で解くというテスト形式!! ちなみに、この試験の結果で進級できるかどうかが決まるそうで、小学生のうちから落第することもあるという厳しさに、生徒たちは大変驚いていました。
一方で、6月~9月の3ケ月ある長い夏休みは宿題が一切出ず、草原などで遊びほうけていて全然OKとのこと。何事も、メリハリが大切ということでしょうか・・・。

2 また、モンゴルを代表するスポーツも、生徒たちの想像をはるかに超えたものでした。まずは、日本でも朝青龍などで有名になったモンゴル相撲。土俵がなく相手の背中を土につけるまで行われるということで、ある決勝戦では、5時間以上も決着がつかなったことも! 
そして競馬です。騎手は5歳~13歳の子供で、走行距離は往復36km~56km。時速80kmのまま、飲まず食わずで走り続けるという大変過酷な条件下で行われるというそうです。また、弓道では男子75m、女子60mという非常に長い距離の的を狙うとのこと。
とにかくスケールの大きな話に、ただただ驚くばかりでした。

最後に食について。代表するものとして羊肉・小麦粉・乳製品があり、中でもチーズは1時間以上(!)口の中で噛んでいないと柔らかくならないほど固いそうです。また、寒いモンゴルならではの風習で、馬乳酒(アルコール1~2%)というお酒を、小さい子供のころから飲むとの話にも、生徒たちは驚きました。

最後の講演は、世界の大きさを実感するとても充実したものでした。
これから、国際理解授業はまだまだ続きます。次は、どんな世界を知り、そしてどんな日本を紹介できるようになるでしょうか?

2009/07/03 国際理解授業 | 個別ページ

言葉はパワー~韓国語を勉強しよう~

2009/06/26(金)

1 日本のドラマにはまって以来、日本と日本語に興味を持ったという韓国からの留学生、キム・ジョンミンさんが専修大学から来てくれました。

日常生活における日本と韓国の違いについて、まずは説明してもらいました。
まずは食べ物の値段! ピザは日本よりも厚く700円出せば4人で食べられ、サラダは食べ放題という話に、あちこちから韓国へ行ってみたいという声が上がります。
さらに値段の安さが目立つのが交通費とのこと。バス代・地下鉄代は90円で、乗った証明を見せるとその次に乗るバス・地下鉄は、無料で乗ることができるそうです。改めて日本の物価の高さを実感しました。

また、日本では韓流ブームという言葉がありますが、韓国でも日本のアニメやドラマが大変人気で、中でも有名なのがSMAPの草彅君。もちろん彼が韓国語を話せることはご存知ですね。2_2

韓国語は日本語と語順が同じで主語+目的語+述語となったり、「約束」という単語など、音が同じ単語もいくつかあり、学習しやすい言語だそうです。
キムさんは講演の途中何度も「ぜひ韓国語を勉強してください。」と生徒たちに訴えました。近隣国の言語である中国語や韓国語は、もっと多くの日本人が勉強すべき言語であることを痛切に感じるとともに、やはり言葉を話せることは、異文化交流の大きなパワーになることを感じました。

2009/06/26 国際理解授業 | 個別ページ

憧れの日本  大切なタイ

2009/06/24(水)

今回のお客様は、高校時代に初めて来日して以降、日本に対する興味を持つようになってきたというタイから専修大学への留学生マーンサクン・チャンヤーさんにお話してもらいました。1
 
まずはタイで開かれたというコスプレ・コンテスト(!)の写真を見せてくれました。タイでは日常的に日本のアニメそして歌手や芸能人についての情報が放送されていて、ドラえもんやX-Japanなど日本でも有名なものから、生徒たちのあまり知らないものまで様々なコスプレがあり、なんと美容院には日本人芸能人の写真が貼ってあるとのこと。日本人のように見られたいというタイの人たちの強い気持ちを垣間見ることができました。

2 次にソーというタイの伝統的な楽器での演奏を披露してくれました。猿の立派な彫刻を施したヤシの実の一面に牛革を貼り、タイでとれる細長い木の上に特殊な糸を貼ったものを、馬のしっぽの弦で演奏するそうです。その日の湿度によって牛の皮の貼り方が変わり音が微妙に変わってくるので、演奏するたびごとに音の調節をしなくてはならないという難しい楽器。実際に生徒は演奏させてもらい、楽しみながらその難しさを実感していました。

サワッディーカ(朝・夕の挨拶)やマイペンライカ(気にしない)などといった簡単なタイ語も3_3 教えてもらいました。さらに、カトゥーンさん手作りの日本語とタイ語の対訳表を見ながら、それぞれ自分の名前をタイ語で書くことに挑戦。生徒たちは、今まで目にしたことのないタイ語のアルファベットに悪戦苦闘しながらも、何とか書き上げることができました。

最後に、タイの人たちが街中で国歌を聞いたときには必ず立ち止まって聞く、という話に生徒たちは大変驚いていました。タイは王朝で、若い人たちも王様や女王様に対する尊敬の念がとても強く、タイ人としては、国歌を止まって聞く以外には考えられないとの説明。
外見は日本人に近づこうとしたり、日本のギャルについてとても関心を持っている人も多いそうですが、心では国を大切に思っているタイの人々。お互いにそれぞれの国を思い、伝統を大切にする気持ちを持ち続けていたいものです。

2009/06/24 国際理解授業 | 個別ページ

漢字大好き、スーパー留学生!~ドイツより~

2009/06/19(金)

今回の国際理解の授業には、自分の名前マルクスに「丸楠」という漢字を当てはめその印鑑を持ち歩いているという、漢字の大好きなドイツからの留学生カール・マルクスさん(専修大学)に来校してもらいました。
日本との関わりは中学生頃からで、漢字の美しさに魅かれたことがきっかけの一つだったそうです。特に「薔薇」や「憂鬱」などといった難しい漢字が大好きというのには生徒たちも大変驚いていました。

1 ドイツという国名の意味や起源・国旗の移り変わりなどの説明の後、国の歴史について詳しく説明をしてくれました。領地の拡大や縮小、分裂や統一を繰り返し、最近ではあのベルリンの壁崩壊、東西の再統一が起こったのは記憶に新しいところでしょう。
ベルリンの壁崩壊の際にはまだ小さかったマルクスさんですが、統一したばかりのときは生活は苦しく、東ドイツ出身者への差別もあったことを覚えているそうです。
また、東ドイツにいたマルクスさんは東ドイツマルク⇒西ドイツマルク⇒ユーロと使用紙幣が短期間に3種類も変わるという珍しい体験を紹介してくれました。

発表最後の「ご清聴有り難うございました」という画面に対して「漢字が違うのでは?」という質問が生徒から挙がりました。すると、「清聴」と「静聴」の定義の画面をさっと引き出し説明してくれた彼は、まさに日本人以上に漢字を知っているスーパー外国人留学生でした。

2009/06/19 国際理解授業 | 個別ページ

フランス…歴史の国、おしゃれの国

2009/06/15(月)

今回の国際理解授業には、来日9ケ月というフランスからの留学生Photo_2 ヴァンティエネン・ポリーヌさん(専修大学)が来てくれました。フランスで2年間日本語を勉強し、実際の会話は日本に来てから学習したということです。日本の社会や日本人にとても興味があるという彼女は、日本語で手際よく発表してくれました。

1 まず最初はフランスの地理について。特に面積が日本の2倍で人口は日本の2分の1という説明には、「ゆったりとしていていい」「行ってみたい」という生徒たちの声。
「フランスは何で知られている?」の問いかけにも「料理」「ワイン」「パン」など、たくさんの返答があちこちから挙がります。ですが、それ以外にも「世界で3番目の農業大国」「映画の発祥の地」(現在のカンヌ映画祭の開催地)「ジャン・レノなど多数の有名人」「スポーツ大臣を設けるほどのスポーツ大国」(主にサッカーや自転車)など様々な顔を持つフランスに、生徒たちの感嘆の声は止まりません。歴史あるヨーロッパの大国フランスを感じさせられるやりとりでした。

またフランスファッションの国で、おしゃれなイメージが生徒には強いようです。ところが、実際にはフランス人はブランド品をあまり着ず、日曜日はお店も休みで、買い物もあまりしないとか。この説明に、生徒はかなり驚いた様子。高校生の友達同士ではあまり買い物に行くということはなく、してもウィンドウショッピング。公園で話をしたり、散歩したりと、お金を使わないで遊ぶことが多いのがフランスの高校生とのこと。フランスにあるDisneylandの入場者数があまり多くならない理由が分かったような気がします。2

授業時間いっぱいを使っての説明にとても満足した様子で、生徒たちの授業メモは一杯になっていました。次回の新しい出会いも楽しみです。

2009/06/15 国際理解授業 | 個別ページ

日本で頑張る外国人留学生~ベトナムより~

2009/06/06(土)

今日のお客様は、日本から飛行機で4時間というベトナムから専修大学に留学中のファム・レー・ザ・フォンさんです。日本に来てから2ケ月というフォンさんは、まだまだ日本の生活に慣れずに大変な中、時間を作って来校してくださいました。

あえて難しいといわれる日本語に挑戦しようと始めた日本語は、現在初級とのこと。若干たどたどしい日本語でしたが、一生懸命に発表してくれる姿は生徒にもとても好評でした。

揚げ春巻きのNemram、とうもろこしの天ぷらなど色鮮やかでおいしそうな料理が紹介されると、やはり生徒たちの目が輝きます。
また、ベトナムで伝統的な衣装といえば、アオザイ。今はモデルやスチュワーデスが着たり、学校などの制服として使われているという話に、生徒は興味津々。色がきれいでファッショナブルな衣装には生徒も大いに魅力を感じていたようです。

ファムさんのように、日本で頑張っている外国人留学生から聞く話は、多くの生徒の心の中に自分も頑張ろうという気持ちを起こさせてくれます。

今回は、残念ながら写真を撮り忘れてしまいました…

2009/06/06 国際理解授業 | 個別ページ

パナマとの出会い

2009/05/30(土)

8_2 今日の国際理解の授業には、地球の反対側パナマから専修大学に留学しているマイテ=サンチェスさんにおいでいただきました。
ほとんどの生徒は、パナマといって思い浮かべるのは、運河だけではないでしょうか?
面積は北海道の3分の1。人口は345万人、横浜市の人口とほぼ同じです。とパナマの紹介が始まっただけで、その小ささに「えぇ~」と驚きの声があがります。
一方で、運河の幅は192m、長さは80km! 有名なわけですね。6_2

16世紀にスペインが侵入してくる前からのネイティブは10部族ほどあるそうですが、彼らは写真を撮られることを嫌がるので写真はありません。その代わり、彼らの手作りの民族衣装の写真やイヤリングの実物を見せてくれました。
さらに民族衣装をまとい、パナマの音楽にあわせた踊りの披露に拍手喝采。

1989年にアメリカがパナマに侵攻した話しに対しては、「パナマの人たちのアメリカ人の印象はどうなのですか?」と質問があがりました。年配の方は、反感を持っている人がまだいるけれど、若者達は気にしていないとのこと。

小さな国パナマですが、夜景の美しい運河沿いの高層ビルには、日本の銀行・企業も多数進出しているそうです。
そして、サンチェスさんが日本に興味をもったのは、アニメがきっかけだとか。
気になるアニメが日本のものだと知り、聞こえてくる日本語の美しさに魅力を感じたと話してくれました。
「アニメの力は強いよ!」とおどけながらも、本当に楽しそうにパナマと日本の魅力を語ってくれました。

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2009/05/30 国際理解授業 | 個別ページ

国際理解授業「先住民族マオリの文化・ニュージーランド」

2008/09/18(木)

Img_2459_ed ニュージーランド、ハミルトンの大学から専修大学に留学中のシュン・マギーさんが、高校2年生の国際理解授業のゲスト講師として来てくださいました。

シュンさんは、ニュージーランドの豊かな自然や先住民族マオリの習慣、伝統工芸品などについても説明してくださいました。中でも生徒たちが最も驚いたのは、ラグビーの試合前に披露される「ハッカ」という踊りの写真です。マオリの人々の戦いの踊りが基礎になっているとのことで、踊り手たちの迫力ある表情や姿勢に圧倒されました。また一方では、マオリ族独特な挨拶の仕方も学びました。互いに向き合って、おでことおでこをくっつけるとても優しく、穏やかな挨拶です。この2つの全く対照的な動作には大変魅了されました。

Nzl_map ニュージーランドが大好きでその文化にも大変詳しいシュンさんですが、実は生まれたのは香港だそうです。小さい時にニュージーランドへ、家族と共に移住したそうです。今でも一年に一回は香港に里帰りをするそうで、香港についてもいろいろ教えてくださいました。現在の香港は上海同様ビジネスが大変活発で、人々は皆忙しく、大変エネルギッシュなところだそうです。街には様々なタイプの店やショッピングビルがあふれかえるように存在しています。

シュンさんに質問してみました。

「今はどちらに住みたいですか?」

「まだ20代なので、これからバリバリ仕事をしたいし、最先端のファッションにも関心があるので今は、香港に戻ることを考えています。でも、少し年をとったらやはり、澄み渡る空と美しい海にも恵まれたニュージーランドでのんびり暮らしたいですね。」

その時の自分の状況に応じて住む場所を選べるシュンさんに生徒たちはとってもうらやましそうでした。

2008/09/18 国際理解授業 | 個別ページ

国際理解授業「多民族国家・ベトナム」

2008/07/15(火)

Img_2073_ed 7月15日(火)の国際理解授業には、ベトナムからの留学生チャン・ラン・アインさんをお招きして、ベトナムの今について授業をしていただきました。チャンさんは現在ハノイ国立大学の学生ですが、1年間の予定で専修大学で日本経済について勉強をしています。ベトナムでも日本語を勉強していたとのことで、来日3ヶ月とは思えないほど流暢な日本語での授業となりました。

Map__2 ベトナムには約54の民族が暮らしているということに翠陵の生徒たちはとても驚いていました。またチャンさんの発表のなかで紹介された民族衣装はどれも大変美しく、ため息が出るほどでした。チャンさん自身もサーモンピンクのアオザイ姿で登場し、その特徴を説明してくださいました。体にピッタリとフィットするアオザイをつくるためには採寸に細心の注意を払うことなど、ベトナム女性の美へのこだわりを実感することもできました。またベトナムには世界遺産がたくさんあり、中でも湖や海がきれいなことに驚かされました。

しかしベトナムの魅力は民族衣装や景色、食べ物だけではなく、人々のパワフルで前向きな姿勢だと感じさせられる授業でもありました。「ベトナムの人々は過去のことを振り返るよりも前を見つめて将来の目標に向かって今努力をするのだ」というチャンさんの言葉がとても印象に残りました。

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2008/07/15 国際理解授業 | 個別ページ

卒業生による国際理解授業

2008/07/10(木)

6月23日と7月10日の授業では、現在大学で勉強しながら国際ボランティア活動に積極的に参加している先輩たちに講師となっていただきました。

6月23日には東京農業大学でアジア農業を専攻している八塚裕理さんが、翠陵高校在学中の体験談と昨年研修で訪問したベトナムのツーヅー病院の現状について報告をしてくれました。高校のとき参加した姉妹校交換留学プログラムでメキシコに行ったことが現在の活動を始める大きなきっかけとなったとの説明に生徒たちは大変関心を示していました。

また特別に許可を得て訪問することができたツーヅー病院での体験は、翠陵生にとっては想像してみたこともない現実であり、大変なショックを受けたようです。しかし全員がとても真剣な表情で写真を見つめ、八塚先輩の話に聞きいっていました。ベトナム戦争の影響が今も残り、何の罪もない人々が現在でも苦しんでいる現実、重度の障害を持って生まれてくる子供は現在でも60人に1人という現実(アメリカでは5000人に1人)を私たちは知らなくてはいけない。そして「平和」ということの意味をもっと真剣に考えようという強いメッセージが八塚さんから翠陵生に対して発せられた授業でした。

7月10日は東海大学教養学部国際学科の根岸清香さんが研修で訪問した南アフリカ、ブラジルのHIVの実態について報告をしてくれました。特に感染者が増加し続けている南アでは多くの子供たちがHIV感染した親を失っており、こうした子供たちを保護する施設が大きな役割を果たしているということを生徒たちは知りました。こうした施設を支援したいと思っても現実に多くの日本の高校生が今南アフリカを訪問できるわけではありません。しかし、日本にいてもできる国際協力はいくらでもあるのだという具体例を根岸さんは提示してくれました。外務省のホームページなどを利用してまずはきちんと現状を理解することから始め、ネット上でできる募金活動やフェアトレード商品の購入も国際貢献につながるということもわかりました。教科書やテレビなどでHIVのことは多少知ってはいても、まさにその「現場」を直接経験した根岸先輩から伝えられた現状は大変厳しいものであり、それがひしひしを伝わってくる授業でした。

2008/07/10 国際理解授業 | 個別ページ

国際理解授業「カメルーンのリズムにのって」

2008/06/21(土)

Img_1339_top 6月16日(月)、高校2年生の「国際理解」の授業に、カメルーン音楽大使としてテレビや各種のマスコミなどで活躍されているワッシー・ビンセントさんをお招きして、50分の授業をしていただきました。

視聴覚室で行われたこの日の授業は、始業のあいさつが終わるとすぐに、ワッシーさん持参のアフリカンドラム(牛革製の民族楽器)の演奏が始まりました。ワッシーさんによるカメルーンの民族音楽の演奏のあと、生徒たちはドラムのリズムに合わせて習いたてのカメルーン語の歌詞で歌ったり、歌詞の意味を教えてもらったりして有意義な授業になりました。また、日本では珍しい9拍子のリズムの音楽に生徒たちはびっくりしながら聴き入っていました。

Map ワッシーさんは、1994年にカメルーンの音楽大使として来日。以来、日本に在住、「アフリカの三味線弾き」「日本とアフリカの架け橋」などのテーマで全国の学校、福祉施設でのコンサートや、国際交流イベントなどで活躍中です。2002年には、浄瑠璃一派新内三味線の名取となり、「富士松ワッシー」の名をもらいました。アフリカ人が三味線の名取となったのはワッシーさんが初めてで、"アフリカの三味線弾き"ということで、「たけしの誰でもピカソ」やNHKBSテレビに出演するなど、親しみやすいキャラクターで人気を集めています。

Img_1303_s カメルーンでは、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語などのほかに、約250の部族の言葉が話されていて、異なる部族間ではまったく言葉が通じないそうです。そこで、英語やフランス語が公用語として使われているとのことでした。また、「日本語の中で一番好きな言葉はなんですか」との質問には、「どうも」という言葉をあげて、いろいろな場面で使えるのでとても便利な言葉だということでした。

Img_1332_s 「日本に来て、一番驚いたことはなんですか」という生徒の質問に、ワッシーさんは、「電車の中で日本人はみんな寝ていて、とても静かなこと」、そして、「日本人は隣近所とのつきあいがほとんどなくて、マンションのエレベーターに乗ったときも、挨拶や会話がないこと」と話していました。

Img_1349_s生徒の感想① 
「ワッシーさんは、英語、フランス語、スペイン語、日本語も話せるなんてすごいなと思った。やはり、たくさんの言葉を話せると、いろんな人とコミュニケーションをとることができて楽しそうだなと、話を聞いていて思った。カメルーンでは、人と人とのつながりが深いなと思った。みんなでカメルーンの歌を歌ったとき、心が一つになったなぁと思ったし、音楽って国境や言葉を超えるなぁと思った。」

生徒の感想② 
「太鼓で感情を表すことができるのがすごい。音楽が始まった瞬間に、目が釘付けになってしまった。歌も太鼓の音もリズムも、すべてが体に響いてきて、"すごい"としか言いようがなかった。1曲ごとにワクワクした。"楽しい"とか"悲しい"とかの感情が、言葉を使わずに伝わってきた。こういうのを"異文化交流"というんだな……と、身をもって体験できて感動した。近くに住んでいても民族の違いで言葉が通じないというのに驚いた。日本の方言みたいなものかもしれない。フランス語ではHを発音しないというのは知らなかった。発音の仕方が難しいというのには頷けた。私たち日本人が中国語の発音を正しくできないのと同じようなものだと思った。」

カメルーンの音楽や文化について知るとともに、外国人からみた日本人の特徴を知る機会ともなり、生徒たちはその向こうにある世界をまたひとつ見つめることができました。

2008/06/21 国際理解授業 | 個別ページ

国際理解授業「国際感覚って何?」

2008/05/12(月)

Img_0331_s 今日の高校2年生の国際理解授業は、いつもとは異なり、校長先生による「国際感覚って何?」と題した授業でした。日本人の美徳である控え目な慎ましさは、外国人からみれば、時には何を考えているのか分かりにくいと映ることや、外国と日本の授業の進め方の違いから、自分の意見をはっきりと伝えることの大切さ、また、異文化と正面から向き合い、型にはまった発想をさけて違いを認める大切さなど、外国の人たちと交わるときの心がけを再認識しました。日頃から行われている国際交流を振り返り、今夏の海外研修に向けて、自分の課題を見つめ直すよいきっかけとなりました。

2008/05/12 国際理解授業 | 個別ページ